- 回復期リハビリテーション病棟への入院は、院内協議の上決定いたします。
- 他の急性期病院に入院中の患者さんは、入院中の病院の主治医と相談の上、地域医療連携室にご連絡ください。
当院では2018年11月より東3階病棟(34床)を回復期リハビリテーション病棟として開棟いたしました。回復期リハビリテーション病棟では集中的なリハビリテーションを行い、急性期以降も残存する障害の改善と、生活の再建を図り、安定して地域生活に戻ることを目的としています。
また、2026年度には新たにもう1病棟回復期リハビリテーション病棟を開棟予定です。他院からの紹介患者も受け入れています。是非、地域医療連携室にご相談ください。
| 疾患等 | 入院期間の上限 |
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脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、 脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、 腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)等の発症後もしくは 手術後、または義肢装着訓練を要する状態 |
150日 |
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高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、 重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷の場合 |
180日 |
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大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、 または2 肢以上の多発骨折の発症後、または手術後の状態 |
90日 |
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外科手術または肺炎などの治療時の安静により 廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 |
90日 |
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大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、 筋または靭帯損傷後の状態 |
60日 |
| 股関節または膝関節の置換術後の状態 | 90日 |
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急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態 |
90日 |
急性期病棟で病状が安定すると一般的には退院となりますが、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるために、回復期リハビリテーション病棟に転棟してリハビリテーションを行い、退院の準備を整えます。
朝、起きてから夜、寝るまでをリハビリととらえ日常生活すべての行為が自信をもって行えるように援助・介入し、住み慣れた場所へお戻りいただけるようにお手伝いしていきます。
主治医をはじめ、看護師、専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士とともに医療ソーシャルワーカー、退院支援看護師、管理栄養士と共同し在宅復帰に向けた準備・相談を行っています。
急性期病棟に入院中に主治医と患者さんやその家族と相談し、地域に戻るためには今後リハビリが必要であることがお互いに理解された患者さんが入院対象です。対象疾患は脳血管疾患、脊髄疾患、大腿骨の骨折、変形性膝関節症の手術後などです。(現在、当院では急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態の患者さんには対応しておりません。)
入院期間は疾患によって異なりますが最短で60日から長い方で180日が上限となり、急性期の治療後、約1か月から2か月の間に当院回復期リハビリ病棟に転棟あるいは入院します。
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急性期病院・病棟 |
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在宅・療養施設へ退院
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