department医療安全管理室

部門概要

横須賀市立市民病院では「個人の教訓を共有し、組織のリスク感性を向上させ、安全文化を育てること」を基本理念とし、患者さんへ「安全・安心の医療」を提供するために、2006年4月から医療安全管理室を設置しています。

個人の教訓を共有

日常の業務から医療事故には至らないものの、ヒヤリとしたりハッと気付いた体験を「ヒヤリハットレポート」という報告書にまとめ、部署責任者および医療安全管理室に報告します。
レポートは各部署での再発防止のための情報共有に使用されると同時に、医療安全管理室からは各種委員会やMRM通信(院内報)を通して院内全体で共有しています。

組織のリスク感性を向上

ヒヤリハットレポートの報告件数は年間1000件ほどですが、医師をはじめとした委託業者を含む全ての職種から報告されています。レポートを共有するという意識が、組織横断的にリスク感性を高めることに繋がります。横須賀市立市民病院を一つの組織として、そこに関連する者すべてが一丸となって安全管理に取り組んでいます。

医療安全管理室スタッフ

  • 医療安全管理室長(ゼネラルリスクマネジャー)1名
  • 医療安全管理室科長(報告書確認管理者)1名
  • 医療安全管理者(専従)1名
  • 事務職員(専任)1名

その他

リスクマネジャー(専任)35名が、各部署に配置されています。

日本医療安全学会認定

高度医療安全推進者 1名

医療安全管理室の主な業務内容

  • 安全対策の実施および推進に関すること
  • 医療安全に関する研修の実施および管理に関すること
  • 医療安全対策要領の見直しなどに関すること
  • 医療事故発生時の対応に関すること
  • 医療安全に係る院内組織の事務局機能に関すること
  • 医療安全に係る患者相談に関すること

院内のおもな研修内容

医療安全対策要領