department総合患者支援センター

部門概要

総合患者支援センター長: 小松和人

総合患者支援センターは、[1] 地域医療機関との密接な連携、[2] 医療・保健・福祉など、患者さんのかかえる様々な問題の相談や解決、[3] 入院前・入院中・退院後の支援など、切れ目ない療養支援を行っています。

当センターは、

  • 地域医療連携室
  • 患者支援室
  • 入退院支援センター

という3つの部門から成り立っております。
各部門の詳細に関しては、以下に各所属長からの紹介があります。
個人のニーズに合った医療サービスを提供できるように心掛けておりますので、今後とも、なお一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。

総合患者支援センター長
小松和人
(当院 副病院長/消化器内科診療部長)

地域医療連携室

横須賀市立市民病院は地域医療支援病院です

当院は、「地域医療支援病院 」として、かかりつけ医との紹介患者制度を実施しています。「地域医療支援病院」は、それぞれの医療機関が機能や役割を分担し地域における医療の提供を充実させるために、さまざまな使命があります。

その使命の一つに、かかりつけ医の診療所等から患者さんの紹介を受け、専門的な治療及び検査ならびに入院治療等を行うことがあります。一方、紹介元のかかりつけ医等での診療が適切と判断した場合には逆紹介させていただいております。

当院は職員一同「かかりつけ医」との切れ目のない連携に努めてまいりますので、地域の医療提供体制をより良くしていくため、地域の皆さまのご協力をおねがいいたします。

地域医療支援病院とは

地域医療支援病院とはどのような病院ですか?

地域医療支援病院の制度は、患者さんにとって身近な地域で医療の提供を受けられることが望ましいという考え方をもとにしています。

そして、地域医療支援病院の役割は、紹介患者さんに対する医療の提供、医療機器等を地域の医療機関で共同利用を行うなどを通じて、第一線の地域医療を担っているかかりつけ医等を支援し、地域医療の確保を図ることにあります。

この役割を果たす能力及び構造設備等を備え、都道府県知事に承認された病院が地域医療支援病院です。

地域医療支援病院の具体的な役割

  • 紹介患者さんへの医療の提供
  • かかりつけ医等への患者さんの逆紹介
  • 医療機器の地域の医療機関における共同利用
  • 救急医療の提供
  • 地域の医療従事者に対する研修の実施

地域医療支援病院の承認要件

  • 開設主体:原則として国、都道府県、市町村、特別医療法人、公的医療機関、医療法人等 紹介患者中心の医療を提供していること
    (当院の場合、紹介率が60%を超え、かつ逆紹介率が30%を超えること。)
  • 救急医療を提供する能力を有すること
  • 建物、設備、機器等を地域の医師等が利用できる体制を確保していること
  • 地域の医療従事者に対する教育を行っていること
  • 原則として200床以上の病床、及び地域医療支援病院としてふさわしい施設を有すること

紹介初診予約について

事前予約により紹介患者さんの待ち時間を少しでも短くなるよう、外来診療予約をお取りします。

  • 診療科によっては完全予約制となっておりますので事前に連絡をお願いします
  • (患者さん個人からの予約申し込みは病院代表番号046-856-3136よりお願いします)

初診完全予約制について

精神科、内分泌・糖尿病内科、リウマチ科、放射線科、検査等各種

放射線科、検査各種等については医療機関から予約をお取りします。

検査各種等

  • 1. 検査依頼

    MRI/CT/骨シンチ/DEXA(骨塩定量)/心エコー/腹部エコー/体表(甲状腺)エコー/頸動脈エコー/ホルター心電図の予約が可能です。
    事前に診療情報提供書・検査依頼票(CT・MRI・シンチのみ)のFAXお願いします。

    • 胃透視・全大腸内視鏡・注腸・トレッドミルについては事前診療が必要です。
  • 2.放射線治療(リニアック)

    初診は火曜日の午後予約です。事前に情報提供書や検査データなどFAXが必要です。

  • 3.栄養指導(専用の申し込み用紙がありますのでご連絡ください)

    当院の栄養指導は患者さん一人ひとりのライフスタイルを尊重し、患者さんと一緒に進めていくことを目指しております。患者さんが自分で問題点に気づき、それを実生活の中で改善し継続できるよう支援いたします。

    栄養指導は糖尿病・腎臓病の他先生方からのご要望に応じて適宜行いますのでお気軽にご依頼ください。

    また患者さんにお話しした内容は、管理栄養士のコメントの他、表を用いて簡潔にご報告させていただき、先生方と情報を共有できるよう心がけております。

    • 患者さんご本人が来院できない場合は予約日を変更させていただきます。
  • 4.フットケア外来(専用の申し込み用紙がありますのでご連絡ください)

    糖尿病フットケア外来では、専門の講習を受けた看護師が、糖尿病患者が足の壊死を起こさないための支援を行います。患者やご家族の方々に手入れ方法などを説明し、ご自分で管理できる事を目標にしております。 

  • 5.糖尿病教室

    糖尿病患者における教育は長期的な疾患であるために診断初期にどのような教育・指導が行われたかが非常に重要なポイントとなってきます。しかしながら、かかりつけ医の先生方はお忙しい中教育・指導などを行うのは非常に困難なことと思われます。
    そこで先生方に代わり当院糖尿病ケアチームスタッフが初期教育・指導のお手伝いをさせて頂ければと考えております。

    当院糖尿病教室は、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学/作業療法士からなる多職種が集まり、各スタッフの専門知識を活かした教室を行っております。

    内容としては、講義を主体とした午後半日コースとなっており、ご本人と一緒にご家の参加も可能となっております。講義内容は常に最新の情報を発信できるように心がけております。

    今後糖尿病と長期的に上手に付き合っていくためのきっかけ作りとして、糖尿病教室をご利用いただければ幸いです。

予約方法

  • 診療情報提供書をご準備いただき「紹介患者事前カルテ作成状」に必要事項を記入しFAX送信またはお電話ください。
  • 予約の空き状況を確認し予約をお取りします。

    • (検査依頼・栄養指導・フットケア外来・糖尿病教室は予約票をFAX送信いたします。
    • 診療予約には予約票はございません)
    • 診療科により診療情報提供書の事前FAXをお願いすることがございます。

受診当日持ち物

  • 診療情報提供書
  • 診察券(お持ちの方)
  • 保険証
  • お薬手帳

受付窓口

  • 受診当日事前予約がある方
    正面玄関入りまして3番窓口にお越しください。
  • 当日予約外受診希望の方は・・・

受診予約が取れるのは受診日の前日までです。受診日当日の紹介受診については電話でご確認ください。救急受診の場合も事前にご連絡ください。

連携担当 医療機関専用ダイヤル

受付時間
平日 8:30~17:000
土曜 8:30~12:30
TEL/FAX

TEL:046-858-1821

FAX:046-858-1826(24時間)

  • 患者さんからの予約に関してのお問い合わせは病院代表番号046-856-3136よりお願いします。

こんな時はご相談ください

退院支援看護師、医療ソーシャルワーカーが一緒に考え、問題解決に向けてお手伝いさせていただきます。

  • 医療費の支払いが心配
  • 退院後の生活が心配
    ・・・施設や転院先をどう探せばいいのか、自宅介護が心配 等
  • 介護保険について知りたい
    ・・・介護サービスはどんなものがあるか、介護保険の申請方法 等
  • 各種 社会福祉制度の手続きについて知りたい
    ・・・障がい者手帳、難病手帳の申請方法 等
  • 通院が大変になってきたので訪問診療を検討したい

上記以外でも何かご心配なことがございましたらお気軽にご相談ください。
ご相談者様、ご相談内容の秘密は厳守いたします。

ご相談希望の方

直接 地域医療連携室(外来窓口①番)にお越しいただくか、主治医・看護師にお申し出ください。

  • お電話でもご相談を承っております。
  • ご相談希望の方は、ご希望の日時についてご予約をいただきますと確実です。

お問い合わせ

地域医療連携室(外来窓口①番)

電話番号 046-856-3136(代)
相談時間 月~金曜日 8:30~17:00
土曜日 8:30~12:30

患者支援室

相談支援窓口を設置し、患者家族からの疾患など医学的な質問や療養生活上の不安に関する相談に看護師が対応しております。また、ボランティアと協力して安全に外来診療を受けられるように務めております。

入退院支援センター

入退院支援センター

全診療科

部署概要

当センターでは入院することが決定した患者さんの日常生活の状況など、必要な情報収集と入院生活のオリエンテーションを入院前に行い、手術や検査、治療など個々の患者さんの入院の目的に合わせた説明を行っています。また薬剤師が介入し、現在服用している薬剤についての情報を入院前から得ることで、入院後の円滑な診療につながっています。
入院しての手術や検査治療など患者さんやご家族の不安が少しでも軽減できるよう対応をしております。