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整形外科は、運動器(骨・関節・脊椎等)の障害を治療する科で、内訳は骨折・脊椎・膝が三大疾患となっています。
当科では、全ての整形外科疾患に対して、最新の治療法を行っています。
高齢者の骨折で、頻度が高いのは、大腿骨近位部骨折と脊椎椎体骨折です。
大腿骨近位部骨折は、転子部骨折と頚部骨折の骨折型に分けて治療します。
大腿骨転子部骨折には手術室用テレビ装置を使用し、内固定を行い、安全で、正確な治療を心がけていますので、翌日から、歩行練習を開始し、退院まで2週間を目標にしています。
大腿骨頚部骨折は転位のあるものは、人工骨頭置換術を行います。
転子部骨折と同様、翌日より歩行練習を開始し、2週間での退院を目標としています。
脊椎椎体骨折に対しては、ポータブル透視撮影を用いて、小切開でハイドロキシアパタイト顆粒を骨折部椎体に充填し、椎体形成を行い、痛みを早期に軽減できますので、翌日より歩行を開始しています。
頚椎、胸椎、腰椎のほぼ全ての手術に対面式顕微鏡を使用して、筋肉を温存し、低侵襲での、圧迫部の除圧を行い、術後の神経合併症を予防しています。
腰椎すべり症等の不安定性を伴う場合には顕微鏡下の除圧手術に加え、固定術を要する事も有りますが、出来る限り固定術を避ける治療を心がけています
変形性股関節症に対しては、50才以下の年令に対しては、骨切り術等の自家骨を利用した手術を行います。
50才以上では、早期荷重が可能な、人工股関節置換術を行っています。
低侵襲で行いますので、術後は2週間で歩行退院できます。
高齢者の変形性膝関節症に対しては、人工膝関節置換術を行っています。原則として、骨セメントで固定しますので、翌日より歩行練習を開始して、2週後には退院出来ます。
内側・外側に変形が限局している場合は、単顆型人工膝関節置換術が可能ですので、術後の疼痛が少なく、関節可動域が良好です。
診療部長
保田 勉
専門分野 | 脊椎、股関節、小児整形外科、骨腫瘍 |
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資格 | 医学博士 日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 身体障害者福祉法15条指定医 難病指定医 |
診療部長
相原 利男
専門分野 | スポーツ整形、脊椎、人工関節、骨折 |
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資格 |
|
午前 | |
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月 | 保田 勉 相原 利男 |
火 | 保田 勉 相原 利男 |
水 | 保田 勉 相原 利男 |
木 | 保田 勉 相原 利男 |
金 |
保田 勉 |
土 | 第1・3担当医師 |
※土曜日受付は11時まで
第2・4・5土曜日は休診
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