department診療科・部門のご案内

循環器内科

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診療科概要

循環器内科は急性期並びに慢性期の循環器疾患に対応しています。特に心臓救急医療に積極的に取り組んでおり、循環器内科医が当直を毎日行い、24時間365日心臓救急疾患の受け入れや緊急のカテーテル治療に対応できる体制をとっています。2022年1月より横浜市立大学循環器内科前教授 木村一雄先生が、当院病院長として赴任されました。現在循環器内科医師8名の体制で日常診療にあたっております。

当科の特徴

当科は虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、心不全、不整脈、肺血栓塞栓症など心臓救急に関わる疾患はもちろん、高血圧症、下肢動脈の疾患である閉塞性動脈硬化症の治療にも取り組んでいます。虚血性心疾患に対する治療として、心筋梗塞、不安定狭心症の救急疾患のみならず、安定労作狭心症や冠攣縮性狭心症などに対する精査・治療にも積極的に取り組んでいます。安定狭心症患者さんに対するFFR、resting index、心筋シンチ、運動負荷心電図などを用いた血行再建の適応決定、血管内超音波(IVUS)やOCT、血管内視鏡などのイメージングモダリティーを用いた病変評価・血管内治療、高度石灰病変に対するロータブレーターやダイヤモンドバックによる石灰化の切削治療を行っています。また高齢化に伴い増加している心不全診療を強化するために、コメディカルの教育にも力を入れ、2021年度には心不全療養指導士の資格を4名取得することができました。当院では医師、慢性心不全認定看護師、心不全療養指導士、薬剤師、リハビリテーション療法科、管理栄養士などによる多職種による心不全チームを発足し、入院中のみならず、退院後も適切なフォローを行うことを心がけております。
心臓血管外科による手術が必要な症例や不整脈でカテーテルアブレーションが必要な症例、当院での治療が困難な症例に対しては、横浜市立大学附属病院や横須賀市立総合医療センターなどの近隣の医療機関との連携により、患者さんにとってより良い医療が提供できるよう努めています。
スタッフ一同が患者さんの治療に情熱を持ち、24時間体制での治療を行っております。市民病院としての親しみやすさと、質の高い医療を行うことを実践するため、日夜診療に励んでいきます。

主な対象疾患・診療内容

対象疾患

狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈(カテーテルアブレーションが必要な症例は近隣病院へ紹介)、肺血栓塞栓症、高血圧症、下肢閉塞性動脈硬化症、深部静脈血栓症など

検査・手術

生理機能検査 心臓超音波検査、経食道心エコー検査、トレッドミル運動負荷心電図検査、ホルター心電図検査(24時間または長時間)、頸動脈超音波検査、下肢動脈超音波検査、下肢静脈超音波検査、ABI、CAVI、SPP(皮膚灌流圧)など
画像検査 心臓MRI検査、心臓CT(冠動脈CT)、下肢MRA、下肢CTA、心臓核医学検査(負荷心筋シンチ、ピロリン酸シンチ、肺血流シンチ)、冠動脈造影検査など
手術 心臓カテーテル治療(ロータブレーター、ダイヤモンドバックを含む)、下肢動脈カテーテル治療、永久ペースメーカ植え込み術(経静脈的、リードレス)、植え込み型心電計植え込み術

スタッフ紹介

田中 遼

医長

田中 遼

資格

日本内科学会総合内科専門医・指導医

日本循環器学会専門医

日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医

日本メディカルAI学会後任メディカルAI専門コース修了

難病指定医

医学博士

午前 午後

田中 遼
心臓血管外科外来

初診担当

心不全外来 第2・4週

(要予約)

徳留 健

初診担当

-

田中 遼
片岡 俊介

初診担当

-

坂 賢一郎
武藤 和弘

初診担当

ペースメーカー外来
第1・3・4週(要予約)

田中 遼
荒木 浩

初診担当

-
休診 -

※ペースメーカー外来:第1・3・4木曜日PM (要予約)

※心不全外来:第2・4月曜日PM(要予約)