変形性膝関節症

疾患概要

膝関節の軟骨が摩耗して、変形が進行した状態を変形性膝関節症と言います。中年以降の女性に多いですが、男性にも起こります。

原因・症状

膝関節の外傷後に生じるものと、明らかな原因なく生じるものがあります。
O脚や肥満、筋力低下などが原因と考えられています。
症状は膝痛で、初期は立ち上がった時や階段の下り時などに痛みが出現しますが、進行すると歩行時痛も出現します。

検査

単純レントゲン、MRI検査などを行います。

治療

軽度であれば、投薬、関節注射、リハビリなどの治療を行いますが、それらの治療でも改善しない場合は、手術を行います。
手術法には、全人工膝関節置換術(TKA)、単顆型人工膝関節置換術(UKA)、高位脛骨骨切り術(HTO)などがあります。
当科では単顆型人工膝関節置換術(UKA)を積極的に行っています。

対象の診療科