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鼠径部(足の付け根)に生じるヘルニアの総称であり、一般的に脱腸と呼ばれています。
主に腸管や腸を覆う脂肪組織(大網)が腹壁に生じた欠損部や脆弱部を通して飛び出します。
中年以降の男性に多く、徐々に大きくなることがあります。発生した部位によって、外鼡径ヘルニア、内鼡径ヘルニア、大腿ヘルニアの3つに大別されます。
鼠径部は、腹腔内と外部をつなぐ筋膜のトンネルがあります。年をとると筋膜に緩みが生じ、立位や腹圧をかけた仕事をした際に筋膜の脆弱部から腸が押し出されて膨らみます。
乳幼児の場合は、先天的なものですが、成人の場合は、筋膜の緩みが原因となります。 症状は、立ち上がった場合や腹圧を加えた場合に足の付け根部分が膨らみ、不快感や痛みが生じます。膨らみが硬くなり、戻らない際は「嵌頓」の可能性があり、緊急手術が必要です。
一般診察やCT検査で容易に診断出来ます。
手術治療が中心になります。ポリプロピレン製のメッシュを用いた手術が標準手術です。
ポリプロピレンは、体内に留置しても異物反応が少なく、拒絶反応の心配もありません。
当院では、ヘルニア部に優しくフィットする形状のプラグと腹壁を補強するメッシュを組み合わせるメッシュプラグ法を用いることが多いです。
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